2004.10.16号(建築) ■■ さかぐちとおる メキシコの教会 注:全ての写真の著作権はさかぐちとおるさんに帰属します。 さかぐちとおるさんのプロフィール ********************* ラテンアメリカのほとんどの国が元宗主国であるスペインやポルトガルの聖職者たちによる布教により現在もカトリック国となっていることはよく知られていることと思います。特にメキシコなど、プレヒスパニックの文明が高度な発展を遂げていた場所では、征服者たちはその文明の宗教的・政治的中心地を徹底的に破壊し、わざわざその上に、権力を誇示するような豪華絢爛な教会を建てるという行為を各地で行いましたが、そうした教会はいま、メキシコの敬虔なカトリック信者たちが熱心に祈りを捧げる場所であると同時に、観光の要所ともなっています。 今回さかぐちさんの写真でご紹介するのは、そうした各地の教会のなかでも、ソカロに面して建てられていることの多い大聖堂(カテドラル)です。水の都ティノチティトランを破壊して埋め立てて建てたために、その重さゆえ地盤沈下でひどく傾いてしまったことで有名なメキシコシティのカテドラルはじめ、9つの都市のカテドラルをさかぐちさんの撮影された写真とご自身による説明とでご案内いたします。 ********************* メキシコ各地には、街の中心部にカテドラルと呼ばれる教会が建っています。どの都市にもあるわけではなく、司教がいた街にしかカテドラルはありません。いずれの教会施設も規模が大きく、その街を象徴する建物の一つになっているようです。カテドラルの前には、たいていソカロと呼ばれる中央広場があり、週末には音楽会などの催しが開かれることもあります。
(文と写真・さかぐちとおる) 神奈川県出身。中央大学法学部卒業。 (kanae)
|
|||||||||||||||||||||||