■■ 評伝・映画 ■■

タイトル 著者・訳者 出版社[出版年] 価格(\)
解説
【評伝】
イカロスの失墜 悲劇のメキシコ皇帝マクシミリアン一世伝 菊池 良生 (著) 新人物往来社

[1994]

\2427 "ウィーン民衆はフランツ・ヨーゼフの失政の度に弟マックスを思い出す。だが彼はあくまでも幻の皇帝。これを遠くメキシコで現実にせんとするが…。皇帝の弟という「遅れて生まれてきた者」が求めた旅路の果ては?"
異邦人 ボーダレス・ラブ 斎藤 憐 (著) 而立書房

[2000]

\1500 "日本を脱出、ロシア、アメリカ、そしてメキシコへ。「インターナショナル」の訳詞家としても知られる佐野碩の軌跡。世界を股にかけ、ついにはメキシコ演劇の父となった佐野の半生を、生き生きと描き出す評伝劇。"
メキシコのマリンチェ 飯島 正 (著) 晶文社

[1980]

\2300 "メキシコの征服者コルテスの通訳兼愛人としてコルテスを助けたアステカ族のマリンチェの物語。"
世界の食糧危機を救った男 稲塚権次郎の生涯 千田 篤 (著) 家の光協会

[1996]

\1631 "昭和10年、背が低く、頑丈で、骨太な小麦が生まれた。戦後メキシコに渡り、人々を飢餓から救い、「緑の革命」の立役者となったこの小麦の来歴を遡ると、歴史の表舞台には登場しない、1人の男が浮かび上がってきた…。 "
メキシコ革命物語 英雄パンチョ・ビリャの生涯 (朝日選書 285) 渡辺 建夫 (著) 朝日新聞社

[1985]

\980
ティナ・モドッティ そのあえかなる生涯 M・コンスタンチン (著)、LAF(翻訳) [1985] \2800 "イタリア人女優、写真家、政治活動家。エドワード・ウェストンの生徒であり恋人であった彼女は1920年代にメキシコへ移住。彼女の作品は、量としては少ないが、メキシコ革命を写し取ったものであり、形の上でも、社会的な記録としても成功している。解説吉田ルイ子。"
新世界へ―鎖国日本からはみ出た栄寿丸の十三人 佐野 芳和 (著) 法政大学出版局

[1989]

\2800 "幕末の日本に、〈近代〉を生きた男たちがいた。彼らに会いたい、彼らと話がしたい…。時空を超えた〈心の友〉の消息をたずねてメキシコへ飛ぶ。"
【榎本武揚】
榎本武揚とメキシコ殖民移住 角山 幸洋 (著) 同文舘

[1986]

\1800 "武揚、男の意地をメキシコで。明治30年3月24日午後5時、横浜の港からメキシコの榎本殖民地に向けて、総勢34名を乗せた汽船ゲーリック号が出航した。テレビで放映された、榎本殖民団全記録。"
若き日本と世界―支倉使節から榎本移民団まで 東海大学外国語教育センター (編集) 東海大学出版会

[1998]

\2000 "本書では「鎖国と開国」、「使節と移民」の二つを共通テーマにして、果敢に荒波を越えて海を渡り、異国の文化を知ろうとした若き魂を取り上げた。先人たちが外国でどのような体験をし、どのような異文化を日本に紹介したか、また日本から持ち帰ったかを研究しまとめた。新しい資料による論文や本邦で初めての紹介となる貴重な本の翻訳も掲載されている。"
メキシコ榎本殖民―榎本武揚の理想と現実 中公新書〈1180〉 上野 久(著) 中央公論社

[1994]

\660 "榎本武揚は増加する日本の人口問題解決策として「殖民協会」を設立し、明治30年、メキシコに36人を送りこんだ。通称これを「榎本殖民」という。だが長い異国への旅路の果てに入植しながら、未来永劫存続するはずだった理想郷建設は、わずか3ヵ月で瓦解する。しかし、取り残された人々の中で日墨協働会社が設立され、日本人のメキシコにおける様々な事業が展開された。未知の国で苦難を克服して生きぬいた明治人の足跡を辿る。"
【日系人関連】
カミーノ・デ・フロール 花の道 アルゼンチン移民からメキシコ移住へのわが半生 (自分流選書) 川島 正仁 (著) 自分流文庫 \1358 "高校を終えて、進路について悩んだ末、選んだ道が南米移住。理想と現実のギャップにおののき、失敗に失敗を重ね、少しずつ己れを鍛えながら、がむしゃらに生きてきた半生をふり返る。"
メキシコにかける夢―荻田政之助と日系移民の世界 高山 智博 (著) 平凡社

[1986]

\2200 "ドクトル・オギタの名で多くのメキシコ訪問者に親しまれた荻田政之助。海外雄飛の夢をいだき、19歳でペルーに渡航。大正時代の南米移民の歴史をつぶさに体験し、メキシコに一市井人として定住した荻田は、終生、ロマンを求める青年のこころを失わない人であった。歯科医のかたわら、インディオ文化への関心を深め、日本人芸術家たちに憩いの場とインスピレーションを与えつづけた特異な人物の全貌を再現。"
メキシコに生きる日系移民たち 山本 厚子 (著) 河出書房新社

[1988]

\1600 "45年前、日米開戦を機にメキシコの日系人たちは住みなれた地を追われ首都へ強制集結させられた。米国境近くの千人にとっては3千キロの旅だった。1987年、著者はその人たちの跡を辿る。漂流で始まった日墨交流、明治30年の榎本植民、メキシコ革命、戦争…旅で出逢った無名の人たち、その波乱に満ちたさまざまな個人史…。"
【映画関連】
ザ・メキシカン (竹書房文庫) ロバート ウエストブルック(著)、小島 由記子(翻訳) 竹書房

[2001]

\590 "マフィアの下で働くジェリーはふたつの重大な決断を迫られていた。ひとつはボスからドジを踏んだ穴埋めに、ロスからメキシコまで""メキシカン""という呪われた伝説の銃を取りに行くよう命じられていること。断れば命はない。もうひとつは恋人のサマンサに、組織から足を洗えと言われていること。さもなければ別れるとまで宣告された。とりあえずは命が先決、これが運び屋稼業の最後の仕事とメキシコ行きを決めたジェリーだったが、サマンサの怒りがついに爆発。ジェリーとの別れを決意し、ひとりラスヴェガスへと旅立った。一方、メキシコについたジェリーは首尾よく銃を手に入れるが、手にしたとたん、次々と災難にみまわれる。これも呪いのせいなのか!?銃は奪われ、サマンサまで人質にとられる始末。ケンカ別れしても、別れた恋人への断ち切れない思いを募らせていく二人は、絶体絶命の危機も恐れず、伝説に立ち向かうことを決意する。最後に銃を手にするのは誰か、そしてジェリーとサマンサの愛の行方は!?恋人たちの愛と運命をかけて、今""メキシカン""の引き金が引かれようとしていた!"
メキシコ万歳! 未完の映画シンフォニー (インディアス群書 10) セルゲイ・エイゼンシュテイン (著)、中本 信幸(翻訳) 現代企画室

[1986]

\2400
X‐ファイル―遺跡(角川文庫) クリス カーター ・ケヴィン・J. アンダーソン (著) 、南山 宏 (翻訳) 角川書店 "メキシコのシタクラン遺跡で、アメリカ人学生カサンドラ・ルビコン率いる発掘調査チームが忽然と姿を消した。犠牲儀式の伝説が残るこの古代マヤ遺跡は、地元民さえ近づかず、これまでも失踪者が続発していた。さらに、遺跡からは地球外起源と思われる遺物が出土していた…。カサンドラの父であり、考古学者でもあるヴラディミアの要請を受け、早速、政情不穏の現場へ急行したモルダーとスカリーが目にしたものは…。テレビでは見られないオリジナルストーリー、待望の第四弾。"
トラフィック(新潮文庫) スティーブン ギャガン(著)、富永 和子 (翻訳) 新潮社

[2001]

\590 "合衆国麻薬対策本部長に抜擢されたロバートは、メキシコ側の組織と連携作戦を開始した。彼は、娘が麻薬に溺れていることを知らなかった。一方麻薬王カルロスはおとり捜査官ゴードンに追いつめられ、彼の妻は家庭を守るために雄々しく立ち上がった―麻薬密売人の陰謀と危険に満ちた生活に取材し、巨大麻薬コネクションの真実を暴いて、誉め言葉が見つからないと各誌絶賛の問題作。"