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■■ キューバ関連 ■■

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キューバ・フェリス
原題
CUBA FELIZ
製作
2000/仏=キューバ
監督 カリム・ドリディ
出演 エル・ガジョ(ミゲル・デル・モラレス)/ペピン・バイヤン/アルベルト・パブロ/マルタ・ゴンザレス/アニーバル・アビラ/ロス・クバーノス・フビラードス他
内容 ドラマ/ドキュメンタリー/音楽
ガジョは76歳のストリート・ミュージシャン。ギター1本を抱えて首都ハバナを出発、キューバ音楽の原型といわれる“ソン”の故郷サンティアーゴ・デ・クーパを目指す旅路で、各地の音楽家との即興的なセッションを繰り広げていく。現代の吟遊詩人エル・ガジョの旅をドキュメンタリータッチで追い、この国の音楽の奥深さを浮き彫りにする。
メモ タイトルの"フェリス"とは、スペイン語で「幸福」を意味する。
キューバ音楽は彼らの日常の生活から生まれてきたことを実感させてくれる映画。

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
原題
BUENA VISTA SOCIAL CULB
製作
1999/独=米=仏=キューバ
監督 ヴィム・ヴェンダース
出演 ライ・クーダー/イブライム・フェレール/ルベーン・ゴンザレス/オマーラ・ポルトゥオンド/エリアデス・オチョア/コンパイ・セグンド/オルランド”カチャイート”ロペス/アマディート・バルデス/マヌエル”エル・グアヒーロ”ミラバール/バルバリート・トーレス/ピオ・レイバ/マヌエル”プンティジータ”リセア/フアン・デ・マルコス・ゴンサレス
内容 音楽/ドキュメンタリー
『パリ、テキサス』『エンド・オブ・バイオレンス』でコンビを組んできたヴィム・ヴェンダース監督と、ミュージシャンのライ・クーダーが、キューバ音楽の魅力を余すところなく盛り込み作り上げた感動の音楽ドキュメンタリー。キューバ音楽に魅せられたライ・クーダーが、キューバ音楽界の古老らとコラボレーションしてアルバム「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」を完成させ、97年のグラミー賞を受賞する。映画では、官能のキューバ音楽にのせてこのアルバムに参加したミュージシャンらの横顔や、ハバナの街角、そしてニューヨークのカーネギーホールでのコンサートの模様を紹介していく。
メモ ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブとは1932年に創設された、労働者や貧しい人々など、当時差別されていた“有色”青年たちのためのレクリエーション施設のことである。50年代にはアルセニオ・ロドリーゲスやベニー・モレーなどの著名な音楽家たちも訪れた華やかなりし時代を迎え、革命後の1962年にその役目を終えて解散した。

バロック
原題
BARROCO
製作
1989/スペイン=キューバ
監督 ポール・ルデュク
出演 フランシスコ・ラバル/アンヘラ・モリーナ/エルメスト・ゴメス・クルス

怒りのキューバ
原題
YA KUBA/SOY CUBA
製作
1964/ソ連=キューバ
監督 ミハイル・カラトーゾフ
出演 セルヒオ・コリエリ/ホセ・ガジャルド/ラウル・ガルシア/ルス・マリア・コジャソ/ジーン・ブース/セリア・ロドリゲス
内容 ドラマ
革命直前のキューバを舞台に、4つのストーリーからなるオムニバス映画。

トマス・グティエレス・アレア 監督
Tomas Gutierrez Alea

1928年キューバ、ハバナ生まれ。1952年大学卒業後3年間イタリアで映画を学ぶ。59年キューバ革命後は、ICAIC(キューバ芸術映画院)設立に関わり、革命を描いた一連のドキュメンタリー映画製作に携わったのち、「La Muerte de un Burocrata」(1966) 、「Memoria de Subdesarrollo」(1968)など数々の名作を生み出す。名実ともに革命後のキューバ映画界を代表する巨匠。鋭い政治・社会批判は遺作となった「Guantanamera」(1994年)まで貫かれる。1996年肺ガンにより67歳で死去。

苺とチョコレート
原題
Fresa y chocolate
製作
1993/キューバ=メキシコ=スペイン
監督 トマス・グティエレス・アレア/フアン・カルロス・タビオ
出演 ホルヘ・ペルゴリア / ウラディミール・クルス / ミルタ・イバラ / フランシスコ・ガットルノ / ヨエル・アンヘリノ / マリリン・ソラヤ
内容 ドラマ
ゲイであるために祖国を追われる感性豊かな青年と、共産主義に傾倒する大学生。偶然の出会いから、やがて 心を通わせていく彼らの友情を描く。
メモ '93新ラテンアメリカ映画祭作品賞他8部門 '94ベルリン国際映画祭銀熊賞

公園からの手紙
原題
Cartas Del Parque
製作
1988/スペイン=キューバ
監督 トマス・グティエレス・アレア
出演 ビクトル・ラプラーセ / イボンネ・ロペス / ミゲル・パネーケ / ミルタ・イバラ
内容 ドラマ
1910年代のキューバを舞台に、若い男女と彼らのためにラブレターを代筆する男性の三角関係の恋の物語
メモ 原作はガルシア・マルケス

天国の晩餐
原題
Los Sobrevivientes
製作
1978/キューバ
監督 トマス・グティエレス・アレア
出演 エンリケ・サンティエステバン / ファニータ・カルデビージャ / ヘルマン・ピネーリ / アナ・ビーニャ / レイナルド・ミラバジェス / ビセンテ・レブエルタ / レオノール・ボレロ

米国製

太陽に抱かれて
原題
THE PEREZ FAMILY
製作
1995/米
監督 ミーラー・ナーイル
出演 マリサ・トメイ/アルフレッド・モリナ/アンジェリカ・ヒューストン/トリニ・アルヴァラード/チャズ・パルミンテリ/セリア・クルズ
内容 ドラマ
二十年間政治犯としてキューバで服役していたフアン・ペレスは、妻と娘が待つアメリカ行きの船に乗っていた。彼はそこで、娼婦をしていたドティ・ペレスという女性と知り合い、入国審査を手早く済ませるため、二人で夫婦と偽ることにした。だがそのために、フアンは探しに来ていた妻とは会えずじまい。やがてフアンとドティは他のペレス姓の人間を集めて難民キャンプを出、家族として暮らし始めるが……。

ノーボディ・リスンド
原題
NOBODY LISTENED/NADIE ESCUCHABA
製作
1988/米
監督 ネストール・アルメンドロス/ホルヘ・ウリャ
内容 ドキュメンタリー
カストロ政権下の悲劇を、迫害を受けた人たちのインタビューによって訴えかけたドキュメンタリー。
メモ 自らもスペイン内戦の亡命者で、亡命先のキューバからも去らざるを得なかった名撮影監督アルメンドロスが、同じく亡命者のウリャとともに共同監督。
'89山形ドキュメンタリー映画祭優秀賞

ハバナ
原題
HAVANA
製作
1990/米
監督 シドニー・ポラック
出演 ロバート・レッドフォード/レナ・オリン/アラン・アーキン/トーマス・ミリアン/ダニエル・デイヴィス/トニー・ブラナ
内容 ドラマ
革命の嵐近づく1958年のハバナを舞台に、カード・ゲームのプロとレジスタンスの女性との運命を描いたラブ・ストーリー。

さらばキューバ
原題
CUBA
製作
1979/米
監督 リチャード・レスター
出演 ショーン・コネリー/ブルック・アダムス/ヘクター・エリゾンドジャック・ウェストン/デンホルム・エリオット/マーティン・バルサム
内容 サスペンス
カストロによる革命最中の動乱のキューバを舞台に、政府軍事顧問に雇われた英国人男性と、再会した昔の恋人との愛を描いた作品。