こんにちは。日本は新緑の季節ですよね・・・こちらモンテビデオは晩秋といった雰囲気です。夜は特に冷え込んで、寒がりの私は家の中でブルブル震えてます。ラプラタ河からの風が強いためマンションは2重窓で気密性はあるのですが、1人で住むには寒すぎる広さなのかもしれません。セントラルヒーティングなので自分で暖房もつけられないし、ひたすら我慢の日々・・・(涙)。「地球の歩き方」に冬でも過ごしやすい気候云々と書いてあったのを信じた私が馬鹿でした(涙)。フリースをもってくればよかったと後悔・・・これから真冬はどうなるんだろう(涙)。 そんなこんなで何か暖まることはないかな〜ということで、先週ちょこっとご紹介したマテ茶を試してみました。 マテ茶は普通のスーパーで半〜1キロ単位で売られているのですが、うちの近所の大きなスーパーではマテ茶だけで1列分のスペースがとられています。純粋なマテ茶と他のハーブティーとブレンドしたものを合わせると10種類ぐらいでしょうか。アルゼンチンあたりにいくと、マテ茶のオレンジ風味やシナモン風味といったものも売られていると聞きます。
ちなみに、マテは先住民グァラニー族の言語で「ひょうたん」の意味。スペイン語で「マテ」というとマテ茶を入れる壺で、マテ茶は「イエルバ・デ・マテ」です。スーパーのマテ茶コーナーには、このマテ壺(ひょうたん以外に皮製や金属製のものもある)やボンビージャと呼ばれる金属製のセトロー、そして「テルモ」(魔法瓶)も並んでいます。 ところで、このマテ茶、意外ことにウルグアイでは栽培されておらず、ブラジル、アルゼンチンの亜熱帯地域が主な産地です。 スペイン人が入植する以前から、この地方に住んでいたマテ茶を飲む習慣はあったそうですが、イエズス会宣教師がその栄養分に目をつけ、日常茶として奨励。マテ茶の消費は、イエズス会のミッションがあったパラグアイから、牧童(ガウチョ)の多いアルゼンチン、ウルグアイへと広 がり、生産適地である南部ブラジル地域にまで拡大していきました。 ご存じの通り、草原に住むガウチョの食生活は肉食中心で野菜は不足がち。それなのに「なぜビタミン不足にならないのか?」・・ということで調べた結果「マテ茶」の効用が明らかとなったそうです。 日本マテ茶協会:http://www.matecha-kyokai.gr.jp/ が発表している有効成分の比較表をご紹介します。
飲用効果は、食欲・消化促進、滋養、疲労回復、ビタミン補給など多岐に亘る とされています。他の嗜好飲料と含有成分を比較すると、葉緑素、鉄分、カル シウム、カリウムが多く鉄と化合して腸内吸収を妨げるタンニンやカフェイン のような刺激性のアルカロイドが少ない。こうしたミネラル分が人間の筋肉、 消化器系、神経系、泌尿器などへの生理作用に良い結果をもたらすものと考え られています。(以上、引用) さて、問題のお味のほうですが・・・「苦い!」の一言。 それでは、また来週!
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