北中米・カリブ(出場枠:3)

予選方法&昨年までの予選状況

2000年3月予選開始。第1次予選、準決勝ラウンド(12カ国)、決勝ラウンド(6カ国)と長〜い道のりです。
エントリー35カ国と大所帯なので予選方法はちょっと複雑。

分かりにくいやもしれませんが、大まかに説明してみます。まずは第1次予選です。中央アメリカとカリブの2つのゾーンに分かれます。それぞれが中央アメリカA、B組、カリブ1、2、3組に別れトーナメントを実施。ただし、この中には、第1シード国の(メキシコ、米国、ジャマイカ、コスタリカ)と、第2シード国(カナダ)は入りません。トーナメントの結果、中央アメリカ、カリブ各組の第1位(計5カ国:バルバドス、セントビンセント・グレナディーン、トリニダードトバゴ、エルサルバドル、パナマ)が準決勝ラウンドに駒を進めております。続いて、両ゾーン各組第2位とカナダ(第2シード国)の計6カ国が敗者復活を賭けプレーオフ。組み合わせは、(カリブ1組vs.カナダ)、(カリブ2組vs.中央アメリカA組)、(カリブ3組vs.中央アメリカB組)。これで勝者となった3カ国(カナダ、グアテマラ、ホンジュラス)も準決勝進出です。・・・・まとめましょう。この時点で準決勝ラウンド(参加12カ国)のうち、8カ国の進出が決まりました。残りの4つのポストは、第1シード国のメキシコ、米国、ジャマイカ、コスタリカの指定席です。

どうでしょう? ちと、ややこしいですが・・・ここまでの詳しい試合結果や最新情報などを知りたい方はFIFA公式ホームページ(http://www.fifa.com/)のこちらを見てください。と・に・か・く、この地区では人口50万にも満たないカリブのちっちゃな島国たちも頑張って参加してるわけです!!

さてさて、準決勝ラウンド。計12カ国が3組(4カ国づつ)に分かれリーグ戦を行います。このうち決勝ラウンドに進出できるのは各組上位2カ国、計6カ国。2000年11月までに以下のような結果がでました。

トリニダードトバゴ
メキシコ
ホンジュラス
ジャマイカ
米国
コスタリカ

予想通りってところでしょうか??前回の98年フランスW杯出場国(メキシコ、米国、ジャマイカ)は手堅く残ってます。あと、噂によるとトリニダードトバゴが躍進しているらしい。なんでも、イングランドのプレミアリーグで活躍する選手が代表にいるとか。中米ではコスタリカが安定した力を持っていますが、私は密かに弱小ホンジュラスを応援!

さあ、このうち2002年W杯への出場権を手に入れることができるのは、決勝ラウンドの上位3カ国のみ

今年(2001年)2月28日より3つの座席ををめぐる厳しい戦いの日々が始まりました。
このコーナーでは、試合の日程や結果など随時アップしていきますので、「北中米・カリブ:今年の予選状況」チェックしてね!

ふーっ、最後に一言。この地区ってメキシコが圧倒的優位だと思いません??
調べてみたらメキシコのW杯出場回数は11回。これって、ブラジル(なんと16大会連続!)、アルゼンチン(12回)には及ばないけど、フランスやイングランドを超えているのです・・・
うーん、でもW杯出場してもなかなか良い結果が出せないのは、南米や欧州ほど予選で修羅場をくぐり抜けていないからなのか??? ガンバレ、メヒコ!