■ 芸能ニュース ■

2002.06.25号

アルゼンチン人歌手ナチャ・ゲバラの61歳で堂々のヌード披露!

現在、“60 an~os no es nada”(60歳なんてどうてっことないわよ)と題したショーのスペイン公演を行っているアルゼンチンのベテラン歌手、ナチャ・ゲバラ(61)が、同国の雑誌「Interviu」誌に登場。タバコ片手にけだるく表紙を飾り、特集ページではスレンダーなヌード姿で貫禄の(?)挑発ポーズまでキメている。インタビューで母国アルゼンチンの厳しい経済情勢に心を痛めていると語り、何らかの救済活動を行うために帰国を考えているとコメントした。

メキシコ人監督が手がけた『BladeII』メキシコ絶賛公開中

ウエズリー・スナイプス主演のSF吸血鬼映画『Blade』の第二弾にあたる『BladeII』が現在メキシコで公開されている。メガホンを取ったのはメキシコ人監督ギジェルモ・デル・トロ。ポスター広告には、ご丁寧にも“メキシコ人監督”のフレーズが入っている。

ラッセル・クロウが最新映画の撮影でメキシコ入り

昨年の『グラディエイター』に引き続き、今年も『ビューティフル・マインド』でオスカー主演男優賞候補にノミネートされながら、2年連続の王冠を惜しくも逃したオーストラリア人男優ラッセル・クロウが、バハ・カリフォルニアのロサリオで先週から最新作『The Far Side of The World』(FOX配給)の撮影を行っている。製作費1億3500万ドルという歴史大作で、クロウは19世紀にナポレオン軍と戦ったイギリス海軍の隊長役。『トゥルーマン・ショウ』(ジム・キャリー主演)のピーター・ウェアー監督が指揮を取り、『ハリー・ポッターと賢者の石』のトッド・アーノウ氏がプロデューサーを務めている。なお、現地のスタジオでは、一足先に200人近い技術スタッフを動員し、メイン・セットとなる船の製作が進められていた。


2002.06.18号

大女優マリア・フェリックスの遺産の大半をアシスタントが相続

今年の4月8日に、心筋梗塞で他界した銀幕の大女優マリア・フェリックス(享年88歳)が、全財産の半分を彼女の運転手兼アシスタントだったルイス・マルティネス・デ・アンダ氏に与えるとの遺言を残していたことが明らかになった。これによって同氏は、彼女が息を引き取ったメキシコシティ・ポランコ地区の自宅、避暑地として有名なモレロス州・クエルナバカの別荘、1996年に他界したひとり息子が使用していたアパートをはじめ、銀行預金残高の50%を受け取ることになる。彼女の最後の恋人で、亡くなるまで20年間交際を続けたフランス人画家アントニー氏は、最愛の息子を失ったフェリックスが、マルティネス・デ・アンダ氏を息子のように可愛がっていた事実を認めながらも、「彼女は最後の最後まで世間をアッと言わせたかったに違いない」と親戚や親しい友人に何も残さなかったことに驚きを示した。また、クエルナバカの別荘にはアントニー氏が描いた絵画コレクションやふたりで集めた貴重な骨董品の数々が所蔵されており、「フリーダ・カーロの青い家」(メキシコシティ・コヨアカン地区)のように、メキシコの財産として、そのまま美術館にできるほどの値打ちがあるそうだ。なお、メキシコ映画の黄金期を支えたフェリックスは12人兄弟という大家族の出身。親戚は300人近くにのぼるが、何年も前から彼女の意志で疎遠になっていた。  

離婚調停中のルピータ・ダレッシオ、新しい恋人候補は21歳!

“眠れる雌獅子”(Leona Dormida)の愛称で知られる熟女歌手、ルピータ・ダレッシオに再び恋の風が吹き始めている。今回のお相手は27歳年下のホルへ君。長髪をジェルでビッチリ後ろに撫でつけた童顔の彼は「ルピータはとても美人で興味深い女性。正直、彼女の言動に唖然とすることがあるけど、そういう人なんだと思うことにしてるよ。彼女の衝動的な性格に慣れる必要があるね」と大人の(?)コメント。まだ知り合ったばかりで恋人とは呼べないとしながらも、「歳の差は恋愛の障害にはならない」とキッパリ。「彼女は僕のキスにメロメロなんだ。これまで付き合った男性の中で、イチバンだってさ」と得意げなご様子…。現在、挙式からわずか1年で彼女との愛の巣を後にしたドイツ人モデル、クリスチャン・ローゼンと離婚調停中のルピータ、6度目(!)のゴールインは近い!? ちなみに、法的にはまだ婚姻関係にあるローゼン氏は、「ルピータの新恋人ホルへ君についてどう思うか?」とのゴシップ誌の問いかけに対し、「純粋無垢なアミーゴよ、お気の毒サマ。これから(彼女との)苦難の日々が待ち受けていることを知らないとはね…」と答えておりマス。


2002.06.11号

パウリナ・ルビオがストリート・チルドレンのための基金設立を検討中

今月17日に英語アルバム『Border Girls』の発売を控えたメキシコ人シンガー、パウリナ・ルビオがプロモーション先のマドリードで今後の抱負を語った。そのひとつがストリート・チルドレン救済のための基金設立で、すでにフォックス大統領に構想を語って聞かせたとか。ファッション系を中心に最近、数多くの雑誌で表紙を飾っている彼女は、前述のアルバムに専念するため、映画出演の話を立て続けに3本断ったそうだ。「今、最も脂がのっている時期」と自ら語るとおり、世界進出への試金石となる同アルバムの発売を待たずに次のアルバム(全曲スペイン語)の制作に突入。ルイス・ミゲルにも楽曲を多く提供しているボレロの巨匠アルマンド・マンサネロと元マノ・ネグラのリーダー、マヌー・チャオをゲストに迎え、新境地開拓に意欲満々なのだ。

ニコール・キッドマンはトルティージャなしのタコスがお好き!?

『ムーラン・ルージュ』の大ヒット後(それともトム・クルーズとの別離後?)、仕事面でノリにノッてる感のあるハリウッド女優ニコール・キッドマンが、2002年度のMTV Movie Award授賞式でメキシコ・メディアの取材に応じた。メキシコへはこれまで2度訪れたそうで、昨年滞在したオアハカ州のリゾート地イスタパ近辺のビーチがお気に入りとのこと。メキシコ料理について尋ねられ、「タコス・アル・パストールも食べたわ。トルティージャは残したけど、具はサイコーだったわよ」とコメント。ニコールさん、トルティージャ抜きのタコスなんて、ただのお肉です...。


2002.06.04号

グロリア・トレビ、再び刑務所へ

メキシコ人シンガー、グロリア・トレビが出産のために入院していた病院を赤ん坊と共に後にした。新たな収容先はブラジルの首都ブラジリアから約15kmに位置するクルセロの刑務所。少年少女が憧れたスター歌手は、衛生環境が劣っているばかりか、熱いお湯も出ず、ベッドも無いという悪条件のもとで、メキシコ本国への送還が決まるまで幼子と暮らすことになる。グロリア本人は、「(ブラジルの)最高裁の決定には従うしかない」と諦めているそうだが、彼女の顧問弁護士は「生まれた子供はブラジル国籍。権利が尊重されるべきだ」として収容先の変更を申し立てる構えを見せている。

ドイツに“アムラー”ならぬ“シャキラー”現象!?

全米のみならずヨーロッパでも人気を確立したコロンビアの女性シンガー、シャキーラが、ドイツの若い女性たちのファッション・リーダーとなっている。ポイントは個性的なベルトをセクシーに使いこなすことだとか。