2002.06.25号 コロンビアの空港で10kgのヘロイン所持のメキシコ人逮捕 7月23日、コロンビアのボゴタ空港で、ヘロインを隠し持ってメキシコへ渡ろうとしたメキシコ人男性がコロンビア警察によって逮捕された。男性は、洋服の色々なところに隠しポケットを作り、そこにヘロイン10kgを隠していた。これは末端価格で100万ドルに相当する。空港警察の発表によると、この数週間で7人のメキシコ人が麻薬所持で逮捕されているという。(El Universal / 23 junio / Colombia) ワールドカップの審判問題についてメキシコのサッカーファンの意見 今、話題になっている韓国対イタリア、韓国対スペインの試合での審判問題について、メキシコのサッカーファンによる意見を集めた。 ・このワールドカップでの判定は最低だ。イタリア戦で疑惑を感じた私は、スペイン戦で確信した。FIFAはこのことについてよく考えるべきだ。判定にビデオを使うなどの改善をすべきである。 2002.06.18号 メキシコの観光地、カボサンルーカスで94%の日食 美しいサンセットで有名な観光地で、6月11日(月)の夕方、月が太陽の94%を覆い隠す日食が見られた。日が高い位置にある頃から月の影がゆっくりと太陽を下側から覆っていき、1時間後には太陽の上部分、小指の大きさのみの銀の光が見えた。1番すばらしかったのは日食が終わる最後の10分間。月の影がゆっくりとスライドしていくと、沈みかけていた太陽のピンクとオレンジの光が雲を染めた。観光客や、土産物屋やレストランの従業員はみんな立ち上がり、この日のために売られた観測用グラスを手に、天体ショーに見とれていた。(Mexico Daily / 11 junio 02 / Mexico) ワールドカップ決勝トーナメント、メキシコチームの相手は米国チーム 決勝トーナメントで戦うことになる米国チームに対し、メキシコチームは高い評価を与えている。「彼らはとても手ごわい。」というのはゴールキーパーのオスカル・ペレス。「米国チームはディフェンスがしっかりと組織だっており、なかなかスペースを与えてくれない。そして攻撃もたいへん早い。」メキシコチームのストライカー、クアウテモク・ブランコは「米国チームはここ数年で成長しており、良いプレーヤーも多い。」と言った後で「でも我々はその次の戦いに進めるだろうと確信している。」と力強く語った。「米国とメキシコの間には、様々な確執がある。しかし、我々はワールドカップには良いプレーをするために来た。試合では、始めの数分から攻撃をしかけるつもりだ。」メキシコはトーナメント戦ではクロアチアとエクアドルに快勝し、イタリアと引き分け、という素晴らしい成績を残した。一方米国はポルトガルには勝ったものの韓国と引き分け、ポーランドには負け、というぱっとしない。メキシコは今までの歴史で、米国相手に46回戦中9敗という記録を持っている。 (Reuters News / 14 junio / Korea) 米国2―0でメキシコ下し8強入り(転載記事) サッカー・ワールドカップ(W杯)日韓大会の決勝トーナメント1回戦、メキシコ―米国戦が17日午後、韓国・全州で行われ、米国が2―0でメキシコを破り8強進出を果たした。米国は開始直後のマクブライドのゴールで先制、後半にもカウンターからドノバンがヘディングで2点目を挙げた。米国は、4強進出をかけて、21日午後8時半から韓国・蔚山でドイツと対戦する。(読売オンライン) 2002.06.11号 メキシコの若者の約80%が大学で学ぶ道を閉ざされている状況について 国立高等教育協会の書記官、ホルヘ・ルイス・イバラ・メンディビルによると、メキシコの若者の約80%が大学へ進む可能性を持っていないことを発表した。協会は、これは国の将来にとっても大変重要な問題であり、国が教育にかける予算を増額させるべきだとしているが、それを実現させるには、まだまだ時間がかかるだろう。(El Universal / 8 de junio 02/ Mexico) アカプルコ、停電により観光産業が大損失 アカプルコで、電気連邦委員会(CFE)と地元の漁師達との間で海洋汚染が原因で争議が起こっており、そのために先月22日から断続的に電気の供給が止まっている。そのため、観光都市であるアカプルコは観光産業の現場は大きな損害を受けている。商工会の代表アレハンドロ・マルtェイネス・シドネィ氏によると、停電が起こる1時間につき1200万ペソの損害が生じている。(El Universal / 8 de junio 02 / Mexico) メキシコが逆転勝ちで勝ち点6 エクアドルに2-1 (転載記事) サッカーW杯のG組・メキシコ−エクアドル戦(9日、宮城)は、メキシコが2−1で逆転勝ちし、勝ち点を6に伸ばした。 混戦のG組は2試合目を終え、メキシコが一歩抜け出し、イタリアとクロアチアが勝ち点3で追う展開。初出場のエクアドルは2連敗。1次リーグ最終戦は、メキシコ−イタリア、クロアチア−エクアドル(ともに13日)。(朝日新聞 / 6月9日/ 日本) 2002.06.04号 ワールドカップメキシコ初戦、クロアチアを下し、未明の町に歓声(転載記事) サッカーのワールドカップ(W杯)で、クロアチアに1−0で競り勝ったメキシコ。首都メキシコ市の中心街にある独立記念塔付近は、未明にもかかわらず3色の国旗を持った500人以上の若者らで埋め尽くされ「メヒコ、メヒコ、ラララ」と歓喜の声が響いた。 メキシコ先住民、インディヘナ法制定にあきらめ 2年間に渡るインディヘナ法制定への訴えを聞き入れない政府に対し、タバスコ州のマヤ族コミュニティーは政府に頼らず、自分達の資金で母国語教育を行うことを決定した。
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