■ 芸能ニュース ■


2002.08.27号

『アモーレス・ぺロス』の脚本家がトミー・リー・ジョーンズからラブコール

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督とともに、日本でも公開された大ヒット作『アモーレス・ぺロス』(東京国際映画祭グランプリ作品)の脚本を手がけたギジェルモ・アリアガに、『MIB』『MIB2』(Men in Black)でウィル・スミスと名コンビを演じているトミー・リー・ジョーンズが初監督作品の脚本を依頼。キャスティングを含め、詳細は明かされていないが、ジョーンズが主役を演じる可能性あり。

グロリア・トレビの自伝ドラマに本人が主演!?

メキシコの最大手テレビ局テレビサの有名プロデューサーが、現在、ブラジルで獄中生活を送っている人気女性シンガー、グロリア・トレビの自伝ドラマ制作の構想を抱いている。すでに社内上層部からOKを取りつけ、グロリア本人からも前向きな返事を得ているそうだ。当然ながら、彼女の釈放がドラマ化の絶対条件。ギャラがいくらか気になります…。

マリア・フェリックスの遠縁がミス・ソノラに

本年4月に88歳で逝去した銀幕女優マリア・フェリックス遠縁(フェリックスの従妹の孫)にあたるマリア・デル・カルメン・フェリックス・エスピノサさん(19)が、北部ソノラ州の代表として、9月6日にベラクルスで開催されるミス・メキシコ大会(「Nuestra Belleza Mexico 2002」)本選に出場する。「名女優と同じ血が流れていることを誇らしく思うけれど、一番の誇りは母親がヤキ族の末裔であること。自分というものをしっかり持っていて、先住民言語も教えてくれた」と語るマリア・デル・カルメンさん、173cmの長身を生かしてモデルの道に進みたいそうだ。 


2002.08.20号

スーパーダンサー、ホアキン・コルテスが2年ぶりに来墨

“スペイン舞踏界のプリンス”、ホアキン・コルテスが、ミュージシャン18名を従え、メキシコシティのアウディトリオ・ナショナルで2年ぶりのメキシコ公演を行う。“New Life”と題された世界ツアーの一環で、期間は9月11日、12日の2日間。ジプシーの血を引くコルドバ出身のホアキンは、スペイン国立バレエ団出身。独立後は自らのカンパニーを旗揚げし、フラメンコはもちろん、クラシックやモダン・ジャズなど多様なジャンルを盛り込んだ魂のダンスを創り続けている。今回も人気デザイナー、ジョルジオ・アルマーニが舞台衣装を担当。

S.ハエック主演『フリ−ダ』、ベネチア国際映画祭のオ−プニング作品に決定!

プロジェクトの構想から8年の歳月を経て完成した、メキシコの女流画家フリ−ダ・カ−ロ(1907-1954)の伝記映画『フリ−ダ』が、今月末にベルリンで開催されるベネチア国際映画祭の初日を飾ることになった。フリ−ダ・ファンであるマドンナが主演を熱望したという話は有名だが、最終的には同じメキシコの血を引くベラクルス州出身のサルマ・ハエックが主役を射止め、プロデュ−サ−としても名を連ねている。

ガエル・G.ベルナル主演の問題作がメキシコで封切り

『アモーレス・ぺロス』、『イ・トゥ・ママ・タンビエン』での好演が光るメキシコ人俳優ガエル・ガルシア・ベルナルの最新主演映画、『El Crimen de Padre Amaro』(アマロ神父の犯罪)が、今月16日よりメキシコで一斉ロ−ドショ−となった。カトリック神父たちの罪(信者との恋や麻薬の密売)を描いた同映画は、“カトリックを冒涜している”“内容が扇動的だ”と、公開前から物議や批判が相次いだ問題作。最終的には“15歳未満お断り”での公開となったが、上映中止を求める団体や、制作スタッフを訴える団体まで現れ、連日のようにニュ−ス番組や新聞・雑誌を賑わしている。
※今回の更新で感想をレポートするべく映画館に足を運びましたが、近場の映画館はいずれもチケット売り切れ! 窓口近くでショックに打ちひしがれていたら、数台のテレビ・カメラがやってきて、売り場に列をなす人々や、“売り切れ”と表示されたモニター画面を映して去っていきました…。ちなみに窓口には、“かなりショックを受ける内容なので18歳未満にはオススメできません”との張り紙が。上映を阻止するとの声明を発表した反対派グループを警戒して、警備体制も強化されていました。(芸能担当otokita)

タリアとトミー・モットーラ氏の不仲説が浮上

当地のゴシップ系テレビ雑誌『TVNOTAS』が、新婚2年目を迎えたメキシコ人シンガー、タリアと米国ソニー・ミュージック社の社長、トミー・モットーラ氏との不仲疑惑を報じている。最近、ふたりで公の場に姿を現さなくなり、プライベートでも、タリアがひとりでショッピングをしたり、実母を伴って散歩している姿が頻繁に目撃されているためで、「2人は別居している」と複数の友人が証言しているそうだ。タリアは現在、最新アルバムのプロモーションで各国を訪問中。不仲説の真相は謎だが、大企業の社長と売れっ子芸能人だけに、結婚していても遠距離恋愛のような感じなのかも…。


2002.08.13号

パウリナ・ルビオ、悪天候につきゲイ・フェスティバルへのゲスト出演ならず

先日、ロサンゼルスでゲイ、レズビアン、バイセクシャルのフェスティバルが開催された。同イベントにはメキシコ人女性シンガー、パウリナ・ルビオが招待されていたが、悪天候が原因で滞在先のワシントンDCから現地入り出来ず、土壇場で出演キャンセル。パウリナはフェスティバル参加者たちによるパレードの先頭に立って市内を巡ったあと、ロサンゼルスにおけるゲイ社会との結束をテーマとしたディスカッションに参加することになっていた。残念ながら参加は実らなかったものの、主催者側はパウリナに敬意を表してティアラを贈ることにしている。

アントニオ・バンデラスが自伝の執筆を計画

スペインからハリウッドへと活躍の場を移して以来、世界中のパパラッチから追い掛け回されているラテン界の色男バンデラス。特に女優メラニー・グリフィスと結婚してからは、ゴシップ誌の常連で、「今でも覚えているけど、1996年から“アントニオ・バンデラスでいることに疲れた”と思うようになったね」と某インタビューで大スターの苦悩を告白している。そんな彼が、これまで報じられてきた数々の“噂”を払拭するべく、自伝本の執筆を決意。仮タイトルは『マラガからマリブまで』。発売日および出版元は未定とのこと。

メキシコ人若手俳優クノ・ベッケルがアントニオ・バンデラスとスクリーン共演

テレノベラの2枚目役で活躍してきた若手男優クノ・ベッケル(23)がアルゼンチンのブエノス・アイレスで最新作『Imaginando Argentina』の撮影を行っている。共演者はスペインの色男アントニオ・バンデラスと英国の演技派女優エマ・トンプソン。映画デビュー作となった『La Hija del Canibal』(2002)を観たクリストファー・ハンプトン監督が自ら出演を要請したもので、大物共演者を相手にどんな演技を見せてくれるのか楽しみ。


2002.08.06号

やっぱり! ジェニファ−・ロペスとベン・アフレックは熱愛中

プエルトリコ出身のハリウッド女優&シンガー、ジェニファ−・ロペスが、少し前から交際が噂されていた米国人俳優ベン・アフレックとの熱愛ショットをスク−プされた。ロサンゼルスにあるベンの自宅からジェニファーのオ−プンカ−で出かけた二人は、数台の“パパラッチモ車に尾行されているとは知らず(?)、信号待ちの間に熱烈キッス。なお、ジェニファ−嬢はダンサ−の夫と6月に破局を迎えたばかりで、現在、離婚手続きが進められている。

「アイツの正体は男だ」発言に、セクシ−女性タレントがやんちゃなTV進行役を告訴

金髪のセクシ−・タレント、ロレナ・エレラが、若者向けTV番組のコンダクター、ファクンドとその恋人を名誉毀損で訴えることになった。ロレナとファクンドは、すでに放映終了を迎えたテレビサのReality Show番組「Big Brother VIP」で共同生活を送った仲。同番組は、出演者全員が一軒家で私生活を24時間公開しながら、生き残りをかけて様々な課題に挑戦するというもの。落伍者は視聴者プラス彼ら自らの投票結果で決められていた。
さて、告訴騒動の発端は、“やんちゃ”で知られるファクンドが、「番組への参加を決めたのは、ロレナが本当は男であること暴くため」と発言したことによる。おまけに一般人であるファクンドの恋人エスメラルダ嬢までが、テレビ雑誌に登場し、「ロレナは間違いなく男よ。ファクンドを信じるわ」と語って、ロレナの怒りを買ってしまった…。はたして真相は…?

ちなみに、3週間続いた『ビッグ・ブラザー・VIP』プロジェクトを制したのは、メキシコを代表するサッカー選手、クアウテモック・ブランコの恋人でタレントのガリレア・モンテホ。最終日にブランコがバラの花束を持って迎えに現れ、お茶の間にアツアツぶりを披露した。