■ 最新音楽ニュース ■

2003.02.25号

フアンネスのメキシコ公演、3月20日に決定!

コロンビアの人気男性シンガー、フアンネスが3月20日にメキシコシティのアウディトリオ・ナショナル(1万人収容)で公演を行う。ここ1、2年の間、ラテンアメリカの音楽賞を総ナメにしている売れっ子だけに売り切れは必至かも。ちなみに、オープニング・アクトを務めるナタリア・ラフォーケイド嬢は、メキシコ・ポップス界期待の新人。(私的には要注目の組み合せなので、発売初日にチケットを購入しました! by オトキータ)

マナ、チリの聴衆を大熱狂

メキシコの男性ロック4人組Manaが、毎年チリで開催されている音楽の祭典、第44回ビニャ・デル・マル・フェスティバルに参加。彼らにとっては実に6年ぶり通算3回目の出演。毎回、演奏がつまらないと大ブーイングが巻き起こることから、“モンスター”と称されている同フェスティバルの手ごわい聴衆約2万人を、初日の晩に熱狂させた。なお、最新アルバム『Revolucion de Amor』の売上好調につき、同地でゴールドディスクが授与された。

マナ、ブエノスアイレスでチャリティ・コンサート

グアダラハラ出身の人気ロックバンドManaが、アルゼンチンのブエノスアイレスでコンサートを行い、収益金の全額を同国の恵まれない子供達の支援プロジェクトに使用する目的で国連の関連機関に寄付した。ちなみに所属レーベルのワーナー・ミュージック社によると、マナはメキシコのロックバンドとして、アルゼンチンで最もCDセールスの高いグループだそう。 


2003.02.18号

フアンネスのヒット曲がメグ・ライアン主演映画の挿入歌に採用

コロンビア出身の人気シンガーソングライター、フアンネスの最新アルバム『Un Dia Normal』(本年度の米国グラミー賞で、ラテンロックアルバム部門にノミネート)に収録されている大ヒット曲「A Dios le Pido」が、メグ・ライアン主演のハリウッド映画『Against the Ropes』の挿入歌に使用されることになった。男社会と呼べるボクシング界で奮闘する女性プロモーターを描いた同作は、すでに撮影を終えており、まもなく米国公開となる予定。

フアネスが4月にメキシコツアーを実施

ソロデビュー以来、スペイン語圏の音楽賞を数多く受賞しているコロンビア人シンガー、フアンネスが、満を期してメキシコ公演を行う。詳しい日程は未定だが、4月から5月にかけて、メキシコシティ、モンテレイ、グアダラハラを訪れる予定。また、チリで毎年行われている音楽の祭典“フェスティバル・ビニャ・デル・マル”への参加とアルゼンチン公演も決定しているそうだ。先日、ある音楽祭の授賞式に高齢の母親を伴って現れたフアンエス。ロングヒットとなった「A Dios le pido」(神様にお願い)にちなんだ「神様に何をお願いしたいか?」という問いかけに、「十分な健康かな。もっとたくさん“賞”をくれとは頼まないよ。あくまでも二次的なものだからね」と答えている。

アウディトリオ・ナショナル、米国で最優秀会場賞に輝く

“メキシコの武道館”とも呼ぶべきアーティストの殿堂、アウディトリオ・ナショナル(1万人収容/メキシコシティ)が米国のPollstar Award 2002(コンサート関連業界の専門誌が主催)の最優秀国際会場賞に輝いた。ちなみに、ロンドン、アムステルダム、ストックホルムのほか、我らが日本の埼玉スーパーアリーナも候補地に選ばれていた。


2003.02.04号

『ラ・アカデミア』第一期生がグアテマラでコンサート

テレビ・アステカのスター養成番組『ラ・アカデミア〜名声への道〜』の第一期生メンバー14名が、先週末に隣国グアテマラで初の海外公演を実現。1万人収容のドームで2回公演を行ったが、チケットはほぼ完売となった。同国での人気の高さを反映し、グアテマラシティの国際空港に到着時には、大勢の現地ファンが熱狂的なお出迎え。グアテマラ大統領夫人の案内で政府宮殿の見学も行ったそう。卒業後すぐにレコードデビューやドラマ出演が決まるなど、各メンバーはいずれもソロとして順調なスタートを切っているが、やはり全員揃ったステージを望むファンは多く、今月7日、8日には“メキシコの武道館”アウディトリオ・ナショナルでのグループ公演を控えている。

活動再開のモロトフ、ロシアでブレイク

2月24日に最新アルバム『Dance and dense denso』を国内リリースするメキシコの過激ラップ4人組モロトフが、ロシアの若者たちの間で人気を集めている。ロシアの女性新人デュオ、t.A.T.uのセカンド・シングルのリミックスを、モロトフのベーシスト、パコ・アラヤが手がけたのがきっかけ。もっかパコのもとにはロシアのプレスからインタビューが殺到しているとか。

ミゲル・ボセがチリで2万2千人のファンを魅了

スペインのベテラン男性ポップスシンガー、ミゲル・ボセが、海外ツアー第一弾としてチリの首都サンティアゴ・デ・チリでコンサートを行った。黒シャツに身を包んだボセは、昨年のラテングラミー賞に輝いた最新アルバム『Sereno』からのナンバーを中心に約2時間半にわたる密なステージを展開、2万2千人の観客を酔わせた。同国では計5回公演を予定している。