■□■ イベント・映画情報 〜日本〜 ■□■

メキシコの情報はコチラから

メキシコや、その他のスペイン語諸国に関係のあるイベント・コンサート・映画などの情報を掲載しています。
転載情報(主催者HP、チラシ、新聞などから抜粋)を中心としています。
日程等の詳細については変更の可能性もありますので、各主催者に確認してください。

↓このページの掲載情報一覧

【映画】ナチョ・リブレ 覆面の神様
【映画】Oi ビシクレッタ O Caminho das Nuvens
【映画】■第2回甲賀映画祭■
【映画】Festival del Cine Documental de México 〜メキシコ・ドキュメンタリー映画祭〜
【映画祭】LATIN BEAT FILM FEST '06 〜スペイン・ラテンアメリカ映画祭〜
【映画】カクタス・ジャック
【展覧会】Inner Geographies/Crossing Paths
【展覧会】¡Fiestas de Chiapas! メキシコ・チアパスまつり
【展覧会】 岡本太郎・誇らかなメッセージ“明日の神話”完成への道 展
【映画】ダック・シーズン (Temporada de patos)
【映画】ダイヤモンド・イン・パラダイス (AFTER THE SUNSET)
【映画】レアル ザ・ムービー
【映画】モルタデロとフィレモン
【映画】メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
【映画】イノセント・ボイス 12歳の戦場(原題:voces inocentes)
【映画】レジェンド・オブ・ゾロ
【映画】タブロイド(原題:CRONICAS)
【映画】スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと
【映画】僕と未来とブエノスアイレス(EL ABRAZO PARTIDO)
【映画】イベリア 魂のフラメンコ


【映画】ナチョ・リブレ 覆面の神様
ジャンル:コメディ
監督:ジャレッド・ヘス
出演:ジャック・ブラック/アナ・デ・ラ・レグエラ/リカルド・モントーヤ/ピーター・ストーメア/ヘクター・ヒメネス /セサール・ゴンザレス
音楽:ダニー・エルフマン
2006年/アメリカ/1時間32分/カラー
http://www.nacho-movie.jp/top.html

ストーリー:
イグナシオ/愛称ナチョ(ジャック・ブラック)の両親は2人とも宣教師だ。母親は、スカンジナビア地方からきた宣教師、父親はメキシコ人の助祭士。互いを改宗させようとして恋に落ち、結婚をしてしまった2人はナチョを産んですぐに死んでしまう。2人の死後、ナチョは戒律が厳しくユーモアもない修道院の中で孤児と育てられる。成長してからは修道院の料理番を担当しているナチョだが、修道院にはお金がないために、まともな食材を使えない。おまけに、寝ている老人を死人と思い込んで祈りの言葉を捧げてしまったり…トホホな失敗の連発で、修道士のギレルモ(リカルド・モントーヤ)などからバカにされている。とはいえ、ナチョは修道院の孤児たちからは慕われ、ナチョ自身も子供たちが大好きだ。ある日、ナチョは、新しい先生として修道院にやってきたシスター・エンカルナシオン(アナ・デ・ラ・レグエラ)にひとめ惚れしたことから、がぜんヤル気を出す。ところが、町に食材を貰いに行くと、謎の痩せた男に襲われ、チップスを奪われてしまう。落ちこんで歩くナチョだが、憧れのルチャ・リブレのスター、ラムセスの豪華な暮らしぶりを目撃、また、賞金のかかったアマチュア大会のポスターを見つける。「新鮮なサラダが食べたいなぁ…」そんな無邪気な少年の言葉がナチョを動かした。リチャ・リブレでお金を稼ごう、そして子供たちに美味しい食事をあげるんだ!ところが、ルチャ・リブレは修道院の老僧たちが忌み嫌い、タブー扱い。試合をTVで観ることすら禁止されている。おまけに、シスター・エンカルナシオンからは「ルチャ・リブレはつみであり、偽の英雄だ」と説教され悩むナチョ。しかし、ナチョの子供たちにおいしい食事をさせたい、という願いは強く、修道院には内緒にして、大会への出場を決める。こうしてナチョの奇想天外な冒険は始まったのだ。

【映画(J)】


【映画】Oi ビシクレッタ O Caminho das Nuvens
ジャンル:ドラマ
監督:ヴィセンテ・アモリン
出演:ヴァグネル・モーラ/クラウジア・アブレウ/ラヴィ・ラモス・ラセルダ/マヌエル・セバスティアン・アルヴェス・フィリョ/フェリペ・ニュートン・シルヴァ・ロドリゲス /シセラ・クリスティーナ・アウミノ・デ・リマ
音楽:アンドレ・アブジャムラ
2003年/ブラジル/1時間25分/カラー
http://www.espace-sarou.co.jp/oi/

ストーリー:
ブラジル北部のパライーバ州にある「世界の中心広場」―ここがこの途方も無い旅生活の出発点となる。無学で頑固なトラック運転手・ロマンは、自らを「運命の男」と信じ、失業中でありながら月1,000レアル(約400ドル)稼ぐ仕事に就くことを決意。愛する妻ローゼと、6ヶ月の赤ん坊を含む5人の子供達を連れ、リオデジャネイロを目指し、自転車で旅を始める。はたして彼らの辿り着いた先には何が見えるのか―。

【映画(J)】


【映画】■第2回甲賀映画祭■
『ダック・シーズン』
(2004年/メキシコ/90分/白黒/監督:フェルナンド・エインビッケ)
日時:10月22日(日)17:40〜
会場:碧水ホール(滋賀県甲賀市)
前売り:800円 当日:1,000円
チケットぴあ(Pコード:476-473)、コンビニ等で前売券発売中。

問合せ先:甲賀シネマパーティー
(甲賀映画祭実行委員会)事務局
電話:0748-63-2006
e-mail:info@cinepa.jp
HP:http://cinepa.jp/

【映画(J)】


【映画】Festival del Cine Documental de México 〜メキシコ・ドキュメンタリー映画祭〜
☆☆ 日本初、珠玉の6本が集う! ☆☆
2006年10月14日(土)〜20日(金)
渋谷ユーロスペース

公式サイト:http://www.action-inc.co.jp/mexico/
主催:メキシコ・ドキュメンタリー映画祭実行委員会
後援:在日メキシコ大使館/メキシコ外務省
助成:国際交流基金
協力:メキシコ映画公社(IMCINE) 国家文化芸術庁(CONACULTA) メキシコ映画研修センター(CCC) モレリア国際映画祭実行委員会
協賛:グローバル・キャプションセンター・(株)メキシコ観光
お問い合わせ:映画祭事務局03-3770-3936
       festival@action-inc.co.jp

生きるチカラ、ここにあり!
Aqui tienes la fuerza de vivir!

経済的な格差を始め、地域、民族の多様性を抱えながらもメキシコの人々は巧みに共存し、しぶとく生き抜いている。
彼らを被写体とし、残酷なまでに人と社会の現実を映し出しつつ、最後には不思議と希望を与えてくれるメキシコ・ドキュメンタリー。
その中でも、2003年から2005年にかけて制作され、国内外から高い評価をうけた珠玉の6作品が日本に初上陸!!
主役はいずれも「自らの居場所を築こう」とする人々である。
自分を信じる力、まわりが何と言おうと、迷わず突き進むバイタリティどん底に落ちても再び立ち上がろうとする粘り強さ、最大の魅力であるユーモア、そして人生を楽しもうとする姿勢。
メキシコのドキュメンタリー作品は、
「人の生き方にはあらゆる選択肢がある」
ことを気づかせてくれる。
10代の犯罪をはじめ、悲惨な事件があとを断たない現在の日本。
「格差社会」というキーワードに不安を覚える日本人。
そして、何よりも人と人の関係がとりづらくなっている今の日本社会。
ここに一石を投じることができるのはメキシコの人々の「生きる力」と
互いの「違い」を認めつつ、共存する社会のあり方ではないだろうか?
日本では、ほとんど見られないメキシコ・ドキュメンタリー。
力強く、潔い女性監督作品3本を含め、エネルギーに満ちた6作品がこの秋、渋谷に集結する。

■ムーシェス:アタシたちの楽園を求めて」
(Muxes:Aut_nticas, intr_pidas y buscadoras de peligro)

2005年/105分/監督:アレハンドラ・イスラス <監督来日予定>

メキシコ・オアハカ州フチタン。鮮やかな民族衣装をまとうのは女性だけではない。
ここではサポテカ語で「ムーシェ」と呼ばれるゲイの男性たちも着飾り、独自の「女王」を決める祭りが行われる。
小さなコミュニティの中でカミングアウトし、団結しながら、自らの居場所、自分たちの楽園を築こうとするムーシェたち。「女のまち」と言われ、今では共存しているかのように見えるフチタンだが、イスラス監督は、町の人々の日常生活とインタビューを通して、外からは見えない葛藤とムーシェたちの本心を浮き彫りにしていく。
「自分自身であり続ける」とはどういうことなのか?そして「尊厳」とは何か? 悩みながらも前向きに追求するムーシェたち。そのとりどりの姿が見えてくる。

2005モレリア国際映画祭最優秀ドキュメンタリー観客賞
2005リオデジャネイロ国際映画祭参加
2006パリ・インディペンデント映画祭参加


■「黒い牛」 Toro Negro

2005年/87分/監督:カルロス・アルメージャ ペドロ・ゴンサレス・ルビオ

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督「バベル」のメイキング担当者二人による長編ドキュメンタリー・デビュー作。
イニャリトゥ監督の口添えで、映画公社から助成金を受け、制作にこぎつけた。
ユカタン半島の闘牛士、フェルナンド・パチェコ。23歳。
人々からの称讃と尊厳に満ちた生き方を求めて、「向こう見ずな男」のあだ名通り牛に目がけて突き進む毎日。
しかし、苦しい生活の中で、想いとは裏腹にアルコール中毒、同居女性への暴力と、自己破壊的な行動が次第にエスカレートする。
まわりから孤立していくフェルナンド。やりきれない日常から逃れるように、長らく、音信不通だった母親に会いに行く。
監督たちはフェルナンドと一ヶ月間、共にくらし、その後、8週間かけて撮影した。どん底に落ちても這い上がろうとする23歳。希望の光は見えるのか。

2005モレリア国際映画祭最優秀ドキュメンタリー作品賞
2005サンセバスチャン映画祭ホライズン賞
2005トロント映画祭
2006ニューヨークで公開


■「メキシコ女性刑務所/塀の中の物語」Relatos desde el encierro

2004年/78分/カラー/監督:グアダルペ・ミランダ

ハリスコ州、プエンテ・グランデ女性刑務所に初めてカメラが入った。
時には唄い、時には踊り、沈黙し、笑い、涙しながら語る女性受刑囚たち。
刑務所の内状と彼女たちの日常生活から独白に至るまでを監督以下、すべて女性の撮影隊があますところなく追っている。
ミランダ監督は、受刑囚ひとりひとりにとって(ひいては女性にとっての)「自由とは何か?」を一貫して追求している。
インタビューに顔を出して答える10人あまりの受刑囚たちは、夫、恋人、家族への想い、選んだ道、選べなかった道、そして、これからの生き方について、まるで友人にでも話すように語り始める。
刑務所の待遇改善を要求して立ち上がる、まさに、へこたれない女たちの物語。
2004ビアリッツ映画祭最優秀ドキュメンタリー賞
2005アリエル賞初監督ドキュメンタリー部門ノミネート
2005トゥールーズ・ラテンアメリカ映画祭
2005ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭

 
■「メキシコの魂を唄った男/ホセ・アルフレド・ヒメネス」La vida no vale nada

2004年/54分/カラー・モノクロ/監督:エドアルド・ゴンサレス・イバーラ

メキシコが生んだ偉大な歌手であり、作曲家、ホセ・アルフレド・ヒメネス。
「人生なんて価値はない」と唄う「グアナファトへの道」(Camino de Guanajuato)
「金があろうが、なかろうが、自分の好きな事をする」と「王様」(El Rey)
ランチェーラと呼ばれるリズムとともに彼の作品は、メキシコはもとより、ヨーロッパ でも若手ロックグループらにカバーされ続けてきた。
メキシコ人の魂をふるわせる詩とメロディーが友人たちの助けで作品となった経緯、楽器も弾けなければ、音符も読めなかった伝説的な作曲家の知られざるエピソードが今、彼の歌声とともによみがえる。

2005年アリエル賞最優秀短編ドキュメンタリー部門ノミネート


■「僕は・・」Soy

2003年/54分/監督:ルシア・ガッハ

ハンガリーで前世紀に開発された脳性小児まひの人々のための自立支援システムPeto(誘導教育と呼ばれる)。
身体の動きや言葉の発声を絵画、詩、歌、演劇を通して誘導していくこのシステムが、 脳性小児まひの子供を持つ親たちにより、ラテンアメリカで初めてメキシコに導入された。
そこに参加する4人の子供(青年)たちが、日々の生活と訓練をとおして、自分たちの考え方が、どのように変わってきたのか、また、どんな夢を持つようになったのか、など、自らの目と身体、そして言葉を通して語ってくれる。
ルシア・ガッハ監督は、療法士や親の発言、ナレーションを使うことなく、子供たち生の声と訓練の様子だけを取り上げながら、「生きる」とはどういうことか、をあらわしている。表題の「Soy」は、訓練に参加した16歳の青年が書いた詩のタイトル。
詩集は、現在、メキシコで出版されている。

2005年アリエル賞最優秀短編ドキュメンタリー賞受賞


■「アレックス・ローラ/ロックに取り憑かれた男」Alex Lora, Esclavo del Rocanrol

2003年/106分/カラー/監督:ルイス・ケリー

メキシカンロックを唄って35年!
過激な体制批判でメキシコ人のうっぷんを晴らす
メキシコ内外で最も有名なロックグループ「Tri」

ファン層は3世代にわたるが、体制を批判する歌詞とジョークが原因で、これまでのコンサートは、まったくテレビで放映される事がなかった。
ルイス・ケリー監督は、2年間、バンドと行動をともにし、メキシコ、アメリカ、南米、ヨーロッパツアーの様子とともに、各地でのラジオ出演、ファンの反応ぶりを記録し、ステージ以外でのローラの姿にも迫っている。

2003年グアダラハラ映画祭 FIRESCI賞
2004年ロサンゼルス・ラテンアメリカ映画祭 審査員特別賞
2004年サンタバーバラ国際映画祭
2004年シカゴラティーノ映画祭

【映画(J)】


【映画祭】LATIN BEAT FILM FEST '06 〜スペイン・ラテンアメリカ映画祭〜
期間:9/16-9/22

場所:AMUSE CQN(渋谷)

公式サイト(日本語・スペイン語):http://www.hispanicbeatfilmfestival.com

上映作品:

■7人のバージン

スペイン
86分
ドラマ
2005年
監督 :アルベルト・ロドリゲス
出演s :フアン・ホセ・バジェスタ、ヘスス・カロッサ

 2005年サン・セバスチャン映画祭 最優秀男優賞、銀の貝殻賞受賞。
ゴヤ賞最優秀助演男優賞受賞

南部の労働者が住む地区の夏。矯正施設にいる少年タノは兄の結婚式に参列するため48時間の外出許可を得る。その48時間のうちに、親友と再会し、徹底的に楽しもうと施設では禁じられているすべてにやりつくそうとする。飲酒、盗み、恋愛…、つまり日常へと逆戻り。思春期ならではのパワーで自由を行使するのだ。しかし、施設外での時間が経つにつれ、また地元の崩壊に立会うことで、家族、恋、友情、すべてが変わってしまう。48時間の外出許可が終わる頃には、タノの自由は大人の世界への旅立ちに変わるのだった。


■ボディガード

アルゼンチン
93分
ドラマ
2005年
監督 :ロドリゴ・モレノ
出演 :フリオ・チャベス

ボディガードの仕事は大臣を常に見守ることである。大臣が車から出ると、彼もあとに続き、大臣が左へ曲がると、彼も後に続く。大臣がうたた寝するときは、その寝姿を見守る。常にその場にいなくてはならないが、その存在を主張してはならない。そう、まさに影のように。予定も来客も知らされることがないので、彼は状況がまったく把握できない。自分が主人公であるはずの実人生においても同じ。彼の孤独な人生に寄り添うのは、武器や自らの体を売って暮らす情緒不安定な姉と姪。これらすぺてを巻き込んでいく抑圧が最後には爆発する。


■カマロン

スペイン
117分
ドラマ
2005年
監督 :ハイメ・チャーバリ
出演 :オスカル・ジャエナダ、ベロニカ・サンチェス

"カマロン"は今まで語られることのなかったフラメンコ界の天才カマロンの伝記である。彼の人生と作品を振り返りながら、フラメンコを刷新しながら次世代に大きな影響を与え、社会と芸術の世界の中にある足枷を打ち破ったひとりのフラメンコ歌手の真髄の迫ろうとしている。カマロン独特の世界に反映されている彼の思いやその闘い、そしてその成功はカマロンの軌跡を辿る上で重要な鍵といえる。映画は芸術家としての自らの発見、成熟、人々の賞賛と別れという3部から成り、パコ・デ・ルシア、トマティート、パコ・セペロたちが作品を彩る。2006年度ゴヤ映画祭最優秀男優賞受賞作品。


■ヤギの祝宴

ペルー
125分
ドラマ
2006年
監督 :ルイス・リョサ
出演 :イザベラ・ロッセリーニ、トマス・ミリアン

1992年、ドミニカ共和国サントドミンゴ。ウラニア(ロッセリーニ)は30年ぶりに生まれ故郷に戻ってきた。不興を買うまでは、独裁者トルヒーリョの右腕だった父親は見る影もなくなっている。ウラニアはおばや従姉妹たちと会い、今まで帰って来れなかった理由を語りだした。国を去らずにはいられなかった恐ろしい秘密があったのだ。その秘密のせいで彼女の人生はめちゃくちゃになった。また本作は独裁者に立ち向かった男たちの物語でもある。彼らとウラニアの苦難は、華麗な愛と憎しみ、死と暴力へと結びついていく。原作はマリオ・バルガス・リョサの小説。


■聖家族

チリ
99分
ドラマ
2005年
監督 :セバスティアン・カンポス
出演 :ネストル・カンティリャーナ、セルヒオ・エルナンデス、コカ・グアッシーニ、パトリシア・ロペス

聖週間のお話。建築学科の学生のマルコと優秀な建築家だが自分勝手な父のマルコは常に張り合う難しい関係。母であり、妻でもあるソレダードはいつもなだめ役だ。ソフィアはマルコが始めて家に連れてきた恋人である。サンティアゴに用事で出かけていた母が家に戻ると、大量のドラッグを持ち込んでいるソフィアと出くわす。そして彼女のエロ光線に引っかき回された一家は何かが変わってしまい、元の姿には戻れなくなってしまうのだった。


■ドラマメックス

メキシコ
104分
ドラマ
2006年
監督 :ヘラルド・ナランホ
出演 :エミリオ・バルデス、ディアナ・ガルシア

プロデューサー:ガエル・ガルシア・ベルナル、ディエゴ・ルナ

少年と少女をめぐるハチャメチャで甘酸っぱい物語。現在の退廃的なアカプルコの一夜に3組の強烈な人間模様が交差する。自殺する者、逃亡中の15歳の少女、悲劇的な別離の末に向かい合う若いカップル。意味深な登場人物たちは迷走し、頑固で、挫折しては傷つく。その夜の出来事を別々の視点から見ることで、一夜が彼らの人生と私たちの見方をすっかり変えてしまうだろう。カンヌ映画祭「ある視点」出品作。

■火に照らされて

アルゼンチン
103分
ドラマ
2005年
監督 :トリスタン・バウエル
出演 :ガストン・パウルス、パブロ・リッバ、セサル・アルバラシン

エステバン・レギサモンの記憶を物語る。現在40歳の彼は、まだ18歳だった1982年に兵士としてフォークランド諸島へ送られた。仲間が自殺を試みて以来、2人の新米兵士の思い出に浸るようになった。自殺したバルガスと戦死したフアンである。そこには戦争の恐怖だけでなく、戦友たちと分かち合った友情の思い出も浮かんでくる。エステバンの視線を通じて、彼らの人生が死へとゆっくりと沈んでいく様子を明らかにする。そして彼は20年経って島を再訪し、自分の過去と出会い、古い傷を埋めようとするのだった。

2005年サン・セバスチャン映画祭審査員特別賞
2006年トライベッカ映画祭最優秀作品賞
2006年ゴヤ賞最優秀作品賞


■マデイヌサ

ペルー
103分
ドラマ
2006年
監督 :クラウディア・リョサ
出演 :マガリ・ソリエル、カルロス・トーレ、イリアナ・チョン、ウバルド・ウアマン

マデイヌサはペルーの人里はなれた山奥の村に住む少女。その村は聖週間を変わったやり方で祝う風習がある。聖金曜日から復活の日曜日まで、村中でやりたい放題できるのだ。というのも、その期間には罪が存在しない。神が死んでいるので、お咎めなしというわけだ。つまり、どんなことも受け入れられ罪にはならないのである。マデイヌサと妹と村長の父親はこの風習を今も守っている。今年は都会から1人の若者がやって来てからというもの、すべてが変わってしまったように見え…。マデイヌサは若きファム・ファタルであり、犠牲者であり、戸惑う思春期の少女であり、はたまた、たちの悪いジュリエットであり、純潔の聖母である。


■色彩の中の人生

スペイン
97 分
ドラマ
2005年
監督 :サンティアーゴ・タベルネロ
出演 :フニオ・バルベルデ、シルビア・アバスカル

バリャドリード映画祭観客賞受賞
ゴヤ賞新人監督賞ノミネート

1975年秋。思春期に差し掛かった14歳のフェデは地元のグループの一員になりたくてしかたがない。そんなフェデには不満があった。女友達のサラが障害を持つ少女と共有する秘密を教えてくれないこと、グループのリーダーが自分を一人前に扱ってくれないこと、両親が地元の学校に行かせてくれなかったこと。そして彼の願いはなんとしてもドクロのカードを手に入れること。そうすれば、敵対するグループに立ち向かう勇気が持てるのに…。現実の中で彼の望みは打ち砕かれる一方、彼の想像の中では地元の謎が答えも出ないうちにどんどん増えていくのだった。



■エルサ&フレド

ウルグアイ
106分
ドラマティック・コメディ
2005年
監督 :マルコス・カルネバーレ
出演 :チナ・ソリーリャ、マヌエル・アレクサンドレ

「エルサ&フレド」は恋をするにも夢を見るにも年齢は関係ない、と教えてくれる遅咲きの恋に落ちた2人の物語。エルサは82歳。「甘い生活」のように噴水で水浴びする日を夢見ているのだが、恋の相手はなかなか現れない。それよりも少しだけ若いフレッドは妻に先立たれ、新しいマンションに引っ越してきた。そこで、突然のつむじ風のように彼の生活に飛び込んできたエルサと出会う。そして残りの貴重な人生を楽しむことを教えられるのだ。彼はエルサの目まぐるしさや、若々しさ、大胆さ、そして美しくもおかしな言動に夢中になっていく。そうして生きることを学ぶのである。2006年カンヌ映画祭「ボルベール」で最優秀女優賞を受賞したブランカ・ポルティージョも出演。


■ビニシウス・ヂ・モラエス

ブラジル
120分
ドキュメンタリー
2005年
監督 :ミゲル・ファリアJr.

「イパネマの娘」など多くの有名な曲の詩を書いたビニシウス・ヂ・モラエス(リオデジャネイロ生まれ、1913-1980)の人間らしい生涯を振り返る。彼の人生、音楽家としての経歴、暮らしなどが語られる。ビニシウス作品の偉大さ、人となりについて、多くの知人やアーティストから証言を集めた。作中、アドリアナ・カルカニョット、オリビア・バイントン、マリアナ・ヂ・モラエス、モニカ・サルマーゾといった若い世代のアーティストによるカバー曲が紹介され、チコ・ブアルケ、カエターノ・ベローゾ、マリア・ベターニア、ジョアン・ジルベルトら友人による思い出話も興味深い。

【映画(J)】


【映画】カクタス・ジャック
2005年サンダンス映画祭正式出品作品
2005年メキシコMTVアワード最優秀作品賞・最優秀男優賞受賞
映画『カクタス・ジャック』

メキシコで記録的大ヒット!
メキシコ・シティの5人に1人が見た超話題作「カクタス・ジャック」が遂に日本上陸!

 恐るべき伝説をもつ街の独裁者カボス(ペドロ・アルメンダリス)の娘と付き合っていることがバレ、カボスから壮絶な暴力を受けたジャック(トニー・ダルトン)。ある日、ジャックがカボスの部屋を訪れると、仕返しに来たと勘違いしたカボスが再び襲撃。しかし、足元のゴルフボールに滑って頭を強打、気を失ってしまう。ジャックが助けを呼びに行っている間に掃除係のチーノが気絶したカボスを発見。長年、恨みをもっていたことからカボスの高級なスーツや時計を剥ぎ取って着込み、意気揚々と部屋を後にする。そこにジャックが友人を連れて部屋に戻ってみると、カボスが下着姿で転がっていた。一体なぜ!? 人の気配を感じて焦ったジャックたちは、とりあえずカボスをトイレの個室に運ぶのだった。
カボスに恨みをもつのは、チーノだけではなかった。チーノの息子ボッチャ(ラウル・メンデス)も父親を奴隷扱いするカボスへの復讐を企み、身代金誘拐を計画してカボスを待ち伏せ。暗がりの駐車場で車に乗り込もうとするカボスを後ろから襲撃し、顔を見られないよう急いで頭から袋を被せアジトに向かうのだった。誘拐した男をとことん痛めつけるボッチャ。この男がカボスではなく、自分の父親とも知らずに・・・。
気絶したカボスの処置に奔走するも思うように事が運ばないジャック。そして、実の父親をリンチし続け、身代金の交渉を始めようとするボッチャ。この2組を襲うトンデモないハプニングの数々が、やがてジャックとボッチャらを引き合わせ、一つの結末に辿り着く――!
予測不可能な展開と緻密な作品構成でメキシコの映画界に衝撃を与えた「カクタス・ジャック」を監督したのは、ポスト・タランティーノとの呼び声も高いアレファンドロ・ロサーノ。本作で監督と脚本を務め、本格的な長編デビューを飾る。主演のジャック役は、舞台やテレビで活躍し、本作でメキシコMTVアワード最優秀男優賞を受賞したトニー・ダルトン。ロサーノとともに脚本も手がけている。

監督・脚本:アレファンドロ・ロサーノ
出演:トニー・ダルトン、クリストフ、ペドロ・アルメンダリス『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』、アナ・クラウディア・タランコン『アマロ神父の罪』、グスターヴォ・サンチェス・パラ『アモーレス・ペロス』

提供:エイベックス・エンタテインメント/配給:エレファント・ピクチャー/後援:メキシコ大使館/2004年/メキシコ映画/1時間43分/カラー/35mm/DTS/ビスタ

http://www.elephant-picture.jp/saboten/

7月29日よりシネセゾン渋谷にて“スピーディに!”レイトロードショー

【映画(J)】


【展覧会】Inner Geographies/Crossing Paths
松尾芭蕉の「奥の細道」にインスパイアを受け、日本国内を巡回しているメキシコ人アーティスト、マリア・ホセ・マコラの展覧会。同時に日本に縁のある4人のメキシコ人若手女性作家を紹介します。全員、過去に或いは現在、日本に滞在するなど、何らかの日本との関わりを持った作家です。マリアが発想の源とする「奥の細道」に関連する展示他、インスタレーション、ビデオ作品など、様々な視点から彼女たちが日本文化に感化されて作り上げた作品を展示する他、期間中トークやパフォーマンスなど、多彩なイベントを通して日本とメキシコの若手作家の交流を図ります。

会期:2006年6月6日(火)〜7月2日(日)
場所:東京ワンダ−サイト
   文京区本郷2-14-16
   JRお茶の水駅・水道橋駅、メトロ本郷三丁目から徒歩7分
   Tel. 03-5689-5331
休館日:月曜日(祝日の場合は火曜日)
入場料:無料

アーティスト:Maria Jose Macorra, Ale de la Puente, Mariana Arteaga, Tania Solomonoff, Tatiana Musi

Inner Geographies / Crossing Paths イベントスケジュール

6/6 (tue.) 19:00〜 アーティスト・トーク:中ザワヒデキ、もとみやかをる
6/13(tue.) 19:00〜 アーティスト・トーク:マリア・ホセ・デ・マコーラ
6/14(wed.) 19:00〜 パフォーマンス:松井茂(詩人)、さかいれいしう(歌手)(入場料2,000円)
6/15(thu.) 18:00〜 アーティスト・トーク:アレ・デ・ラ・プエンテ、タニア・ソロモノフ、タティアナ・ムシ
6/17(sat.) 15:00〜 詩の朗読:田中槐、小池昌代、平田俊子、パク・キョンミ、浦川聡子、アレ・デ・ラ・プエンテ(入場料1,500円)
6/23(fri.) 18:00〜 パネルディスカッション:メキシコの旅「チアパスの街道」荒木珠奈、石山志保、草野千秋
6/24(sat.) 15:00〜 メキシコ ドキュメンタリー・セッション(入場料1,000円)
6/28(wed.) 18:00〜 神楽歌パフォーマンス:もとみやかをる
ライブ:「鷲か太陽か? ‐ オクタビオ・パス」:雫境(だけい)(入場料1,500円)
6/29(thu.) 18:00〜 レクチャー 「初の外国語訳『奥の細道』」:林屋栄吉

※入場料明記のないイベントについては入場無料です

【展覧会(J)】


【展覧会】¡Fiestas de Chiapas! メキシコ・チアパスまつり



メキシコと日本を結ぶ相互コミュニケーション情報誌「セッテン」で現在表紙を担当している荒木珠奈さんの作品と、チアパスの先住民の作品のコラボをお楽しみください。

展覧会名: !Fiestas de Chiapas!
        メキシコ・チアパスまつり

会期:2006.7.1(土)〜7.30(日)

時間:第一会場 10:00〜20:00 会期中無休
    第二会場 11:00〜19:00 水・木曜日定休

会場:第一会場 エキジビション・スペース
        東京都千代田区丸の内3-5-1
東京国際フォーラム1Fアートショップ内
        TEL.03-3286-6716
        FAX.03-3286-6717

         第二会場 千空間
         東京都渋谷区代々木1-28-1
         TEL/FAX.03-5350-8330
         E-MAIL.senkukan@aol.com
         URL http://www.senkukan.com/

展示内容:
第一会場 チアパスアートと珠奈のzetten
メキシコ最南部チアパス州、先住民(インディヘナ)の版画工房レニャテーロスの版画作品、日墨相互文化コミュニケーション情報誌「zetten」表紙に使われている美術家・荒木珠奈のオリジナル版画、アニマリート(先住民の作った縫いぐるみ)
第二会場 荒木珠奈とアニマリート
アニマリートとのコラボレーションによる、荒木初のアニメーション作品

【展覧会(J)】


【展覧会】 岡本太郎・誇らかなメッセージ“明日の神話”完成への道 展
 本展覧会は、2005年に川崎市岡本太郎美術館で企画・開催されました展覧会に今、国内で修復作業が進められている壁画《明日の神話》の原寸大の写真パネルを展示するなど一部展示内容を追加し、紹介するものです。
 本展覧会では、「壁画再生プロジェクト」の現在の情報を提供するとともに、壁画の原画4点(川崎市岡本太郎美術館、岡本太郎記念館、富山県立近代美術館、名古屋市美術館)などのほか、関連する映像や様々な資料を展示することで、岡本太郎の原爆やヒロシマに対する考え方および制作の意図を明らかにします。

会期:2006年4月15日(土)〜5月28日(日)
開館時間:午前10時〜午後5時(ただし5月5日は午後7時まで開館)
       ※入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
観覧料:一般1,030円(820円)、大学生770円(610円)、小中高生510(400円)
※( )内は前売り特別鑑賞券および30名以上の団体料金  ≫前売券販売場所
※5月5日(木)子どもの日は、小中高生無料

主催:広島市現代美術館・川崎市岡本太郎美術館・岡本太郎記念館・中国新聞社
後援:広島県、広島県教育委員会、広島市教育委員会、NHK広島放送局

●講演会
 2006年4月15日(土) 14:00-1610
 T.「“明日の神話”再生への道」14:00-15:00
   講師:平野暁臣(“明日の神話”再生プロジェクト・ゼネラルプロデューサー)
 U「岡本太郎という人」15:10-16:10
   講師:村田慶之輔(川崎市岡本太郎美術館館長)  
 会場:広島市現代美術館地下1階ミュージアム・スタジオ
    ※事前申込不要、当日先着約100名

●講演会「岡本太郎と広島、あるいはヒロシマ」
 2006年5月4日(木・祝) 14:00-15:30
 講師:山下裕二(明治学院大学教授)
 会場:広島市現代美術館地下1階ミュージアム・スタジオ
    ※事前申込不要、当日先着約100名

【展覧会(J)】


【映画】ダック・シーズン (Temporada de patos)
ジャンル:ドラマ
監督・脚本:フェルナンド・エインビッケ
出演:ダニエル・ミランダ/ディエゴ・カターニョ/エンリケ・アレオーラ/ダニー・ペレア
配給:クレストインターナショナル
2004年/メキシコ/90分/モノクロ

■グアダラハラ国際映画祭 2004 最優秀メキシコ映画賞/監督賞/主演男優賞/主演女優賞/脚本賞/作曲賞/音響賞/国際批評家連盟賞受賞
■AFIロサンゼルス国際映画祭 2004 作品賞受賞

ストーリー:
停電がきっかけで普通なら集まるわけもない4人が、午後の数時間を一緒に過ごすある日曜日。14歳のフラマと親友のモコ、同じアパートに住むリタ、ピザ宅配人のウリセス。それぞれが好き勝手なことをしているうちに、いつしか殻が破れて本当の気持ちがこぼれだしていく。フラマの両親は離婚協議中、自分は本当の子供じゃないと不安に揺れ、リタは家族の誰もが自分の誕生日を忘れていることが心寂しく、ウリセスはピザのデリバリーで客にいつも怒鳴られて空しさを覚え、モコは身近な人に叶わぬ恋をしている。それぞれに孤独を感じているこんな4人が、一枚のカモの絵をきっかけに思いもよらない楽しいときを共有し、そこでいつしか希望を見つけ出す…。

【映画(J)】


【映画】ダイヤモンド・イン・パラダイス (AFTER THE SUNSET)
この俺に、盗めないものはない―。

ジャンル:アクション

監督:ブレット・ラトナー

出演:ピアース・ブロスナン/サルマ・ハエック/ウディ・ハレルソン/ドン・チードル/ナオミ・ハリス /クリス・ペン

製作:トリップ・ヴィンソン/ジェイ・スターン/ボー・フリン

配給:ギャガ・コミュニケーションズ

2004年/アメリカ/1時間38分

ストーリー:
歴代の大泥棒たちが狙い続けた難攻不落の財宝“ナポレオン・ダイヤモンド”。世界に3つあるうちの2つを鮮やかな手口で盗んだマックス(ピアーズ・ブロスナン)とローラ(サルマ・ハエック)は、それを最後に泥棒稼業から引退してバハマのパラダイス・アイランドで極上のバケーションを送っていた。一方、7年間もかけて二人を追いながらも常に翻弄されてきたFBI捜査官のスタン(ウディ・ハレルソン)は、管轄外であるにも関わらずバハマを訪れ、マックスとローラの前に姿を現す。なぜならその島に一時停泊している豪華客船には、“ナポレオン・ダイヤモンド”の最後の1つが展示されていたのだ…。

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系で2/25〜

【映画(J)】


【映画】レアル ザ・ムービー
ジャンル:ドラマ

監督:ボルハ・マンソ

出演:レアル・マドリード 2004-2005チーム/ジャビエール・アルバーラ/カルロス・コッポ/ジェシカ・ボール/レア・トント /マウサ・フェイ/マグエッタ・コーリー

プロデューサー:イグナシオ・ガルシア
脚本:ボルハ・マンソ/アンドレ・コッペル
配給:ファントム・フィルム

2005年/スペイン/95分

内容:
今まで明かされることのなかったチームの舞台裏や、試合シーンなどが盛り込まれた貴重なドキュメンタリー映像と、本拠地であるマドリードをはじめ、東京、ニューヨーク、ベネズエラ、セネガルを舞台とした、選手にまつわる5つの物語が交差する。

【映画(J)】


【映画】モルタデロとフィレモン
スペイン・アカデミー賞 (ゴヤ賞)5部門受賞 / 編集賞・視覚効果賞・美術賞・美術監督賞
メイクアップ賞

2003年 スペイン

原題:MORTADELO & FILEMON
監督:ハヴィエル・フェセル『ミラクル・ペティント』
脚本:ハヴィエル&ギジェルモ・フェセル『ミラクル・ペティント』
出演:ベニト・ポシノ、ぺぺ・ビジュエラ『ミラクル・ペティント』、ドミニク・ピノン『アメリ』
配給:アートポート

スペインで40年以上愛され続ける国民的人気コミック「モルタデロ&フィレモン」の初実写化作品。『オースティン・パワーズ』を凌ぐノンストップ・ギャグと、『チャーリーとチョコレート工場』を越える摩訶不思議ビジュアル・エフェクト満載のスパイコメディ!公開されるや、わずか3週間でスペイン映画史上最高の興行成績を達成。1ヶ月で約30億という脅威の興行売り上げを記録し、2004年スペイン・アカデミー賞(ゴヤ賞)で特殊視覚効果部門を含む5部門を受賞!

4/15より、シアターN渋谷で公開

【映画(J)】


【映画】メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
-俺が死んだら故郷ヒメネスに埋めてくれ-

ジャンル:ドラマ

監督:トミー・リー・ジョーンズ

出演:トミー・リー・ジョーンズ/バリー・ペッパー/ドワイト・ヨーカム/ジャニュアリー・ジョーンズ/メリッサ・レオ /フリオ・セサール・セディージョ/ヴァネッサ・バウチェ/レヴォン・ヘルム

製作:マイケル・フィッツジェラルド/リュック・ベッソン/ピエランジュ・ル・ポギャム/トミー・リー・ジョーンズ

配給:アスミック・エース

2005年/アメリカ・フランス/122分

■2005年第58回カンヌ国際映画祭 最優秀男優賞/最優秀脚本賞受賞
■2005年第18回東京国際映画祭特別招待作品
■2005年第32回フランドル国際映画祭グランプリ受賞
■2005年第30回トロント国際映画祭特別招待作品
■2005年第19回AFIフェスティバル特別招待作品

公式サイト↓
http://3maisou.com/

ストーリー:
メキシコ人カウボーイのメルキアデス・エストラーダは、ある日突然、山間にある羊の放牧場で銃弾に倒れる。変わり果てた親友の姿を目にした同僚のカウボーイ、ピート・パーキンズは、生前に彼と交わした約束を思い出す。「俺が死んだら、故郷ヒメネスへ遺体を運んで埋めてくれ」。ピートは、この事件を闇に葬ろうとする地元警察官に憤りを感じ、自ら必死になって犯人を捜す。そして、赴任してきたばかりの国境警備員マイク・ノートンが彼を殺した事を突き止める。ピートはノートンを力ずくで拉致し、メルキアデスの遺体をラバに担がせ、以前メルキアデスに見せられた故郷ヒメネスで家族と撮った写真と地図を頼りに、メキシコへと向かう。心腹の友と交わした約束を守ろうとするピートの狂気にも似た一途の愛、そして彼らの目指すメルキアデスの故郷メキシコ・ヒメネスへの旅の先には、何が待ち受けているのだろうか?

【映画(J)】


【映画】イノセント・ボイス 12歳の戦場(原題:voces inocentes)
僕たちは生きている。

■2005年ベルリン国際映画祭 最優秀作品賞受賞<児童映画部門>
■2005年アカデミー賞外国語映画部門メキシコ代表
ほか

ジャンル:ドラマ
監督・製作・共同脚本:ルイス・マンドーキ
出演:カルロス・パディジャ/レオノア・ヴァレラ/ホセ・マリア・ヤスピク/ダニエル・ヒメネス=カチョ/クスーナ・プリムス /グスタボ・ムニオス/オフェリア・メディナ/ヘスス・オチョア
プロデューサー:ローレンス・ベンダー/アレハンドロ・ソベロン=クリ

配給:アルバトロス・フィルム

2004年/メキシコ/112分

公式サイト:
http://www.innocent-voice.com/


ストーリー:
 1980年、エルサルバドルでは、政府軍と、世界恐慌によって仕事を失った多くの貧しい農民を中心に結成された反政府組織FMLNとの激しい内戦下にあった。軍とゲリラの境界線に閉じこめられた、小さな町クスカタンシンゴ。物語はここから始まる。
  11歳の少年チャバは、お父さんがアメリカへ去って以来、残された一家の大黒柱だ。「家族を守ってね」と、大好きなお母さんは口グセのように言う。ある晩、お母さんが仕事に出かけているとき、表で銃撃戦が始まった。家の中にも嵐のように撃ちこまれる弾丸。姉ロシータ、弟リカルドをベッドの下で必死に守るチャバ。少年たちは12歳になると政府軍に徴兵される。チャバが無垢な子供でいられるのもあと少し。チャバは12歳の誕生日が怖い。おつむの弱い大きな友人アンチャは誕生日を怖がることはないけれど。
 銃撃戦の吹き荒れる外出禁止時刻が人々を縛る町。あの晩以来、お母さんは家で仕事をするようになった。戦争は生活のすぐ隣りにあるが、子どもたちの楽しい日常がなくなったわけじゃない。ちょっと変わった運転手さんの計らいで、バスの行き先案内の仕事をすることになったチャバ。学校では、新任の先生の娘クリスティナ・マリアに心をときめかせている。そんなある日、学校に政府軍が押し入り、12歳になった少年たちを無理やりトラックに乗せて行ってしまった。友人アントニオも一緒に。
 チャバの家に懐かしいベト叔父さんがやって来た。今は、反政府ゲリラのメンバーだという。一家でベト叔父さんを囲み団欒するも束の間、また激しい銃撃戦が始まった。この夜は、近所に住む女の子が弾に当たって死んだ。悲しむチャバたちに、ベト叔父さんはギターを奏でプロテスト・ソングを歌う。「ダンボ―ルの家」を―。

1/21よりシネスイッチ銀座他で公開

【映画(J)】


【映画】レジェンド・オブ・ゾロ
使命か、情熱か―。

ジャンル:アクション
監督:マーティン・キャンベル
出演:アントニオ・バンデラス/キャサリン・ゼダ=ジョーンズ/ルーファス・シーウェル/ニック・チンランド/アドリアン・アロンソ
製作:ウォルター・F・パークス/ローリー・マクドナルド/ロイド・フィリップス
配給:松竹/ブエナビスタインターナショナル(ジャパン)

2005年/アメリカ/2時間11分

ストーリー:
12世紀、ヨーロッパ全土は、ある巨大な闇の組織に支配されていた。それから500年、闇の組織は世界征服の陰謀を成し遂げるべく、まずはアメリカの滅亡を企んでいた。代々守り続けた恐るべき「500年の予言」に従って…。しかし、アメリカには、悪を滅ぼすためなら全てを捨てる男がいた。彼の名はゾロ、黒いマスクの下に素顔を隠し、今日も助けを求める鐘の音が鳴り響けば、どこからともなく現れる。彼を駆り立てるのは、使命か、それとも情熱か?今、500年の予言が明かされ、最強のゾロに最大の危機が待ち受ける―。

1/21より全国松竹系で公開

【映画(J)】


【映画】タブロイド(原題:CRONICAS)
心の闇まで、TVカメラは届くのか―
■2002年サンダンス/NHK映像作家賞受賞<脚本>
■2004年サン・セバスチャン国際映画祭 特別賞受賞
■2004年グァダラハラ国際映画祭 最優秀作品賞・主演男優賞受賞

ジャンル:ドラマ
監督・脚本:セバスチャン・コルデロ
出演:ジョン・レグイザモ/レオノール・ワトリング/ダミアン・アルカザール/ホセ・マリア・ヤズピック/カミロ・ルツリアーガ
製作:アルフォンソ・キュアロン
配給:東北新社

2004年/メキシコ・エクアドル/98分

公式サイト:
http://www.tabloid-movie.jp/

VIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ヒルズにて1/21より公開(その他全国で上映。詳細は公式サイトを参照)

ストーリー:
連続殺人犯“モンスター”を追って、エクアドル入りしたタブロイド番組の人気TVレポーター、マノロ。そのTVクルーの目の前で無実の罪を着せられ投獄された、心優しい聖書販売員ビニシオ。ふたりの間で、その<取り引き>は静かに始まった。<番組の力で冤罪を晴らしてほしい。見返りに誰も知らない連続殺人犯の情報を教えよう>ジャーナリストの使命、スクープ欲にとり憑かれたマノロは、ビニシオと<取り引き>を交わす。平凡で、家族思いのこの男こそが殺人犯かもしれない…。そんな微かな不安を抱きながら、対峠する2人。インタビューという名の壮絶な心理戦の果て、衝撃の事実がマノロたちをのみこんでいく!

【映画(J)】


【映画】スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと
通じない言葉、通じない心―

ジャンル:ドラマ
脚本・監督:ジェームズ・L・ブルックス
出演:アダム・サンドラー/ティア・レオーニ/パズ・ヴェガ/クロリス・リーチマン/シェルビー・ブルース /サラ・スティール/イアン・ハイランド
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

2004年/アメリカ/131分

ストーリー:
 フロールは、ロサンゼルスに住むシングルマザー。愛する娘クリスティーナのために、国境を越え、移り住んできたのだ。より良い職を求め、ハウスキーパーとして働くことにしたフロール。訪れた先は、リッチで優雅なクラスキー家だった。
 クラスキー家は、前途有望なレストランのオーナー・シェフであり、優しき父親であるジョンと、専業ママのデボラ。バー二一とジョージーの子どもたち。そして、昔そこそこ成功したジャズシンガーだったデボラの母エヴェリンの5人家族。一見、明るく楽しそうだが、実はうまくいっていない。悪気はないがひどく無神経なデボラは、子どもたちを厳しくしつけようとするが、どこか噛み合ないし、エヴェリンは、昼間から酒を飲んで日々を過ごしている。
 ある日、体重を気にするバー二一に、デボラが1サイズ小さな服を買ってくる。ひどく落ち込むバー二一。一家のプライバシーには立ち入るまい、と思っていたフロールは耐え切れず、彼女が着られるように徹夜で服を直す。
 その頃、ジョンのレストランが主要紙で4つ星の評価を獲得。一家は喜びに沸く。しかし、3つ半を望んだジョンの表情は浮かない。
 そして夏。マリブの別荘で過ごすことになったクラスキー家。デボラの強引な誘いに、フロールはクリスティーナを連れ、住み込むことになる。
 初めての豊かな白人の世界に喜ぶクリスティーナ。さらに、礼儀正しく美しいクリスティーナを一目で気に入ったデボラは、自分の娘を差し置いて世話を焼き始める。

1/14より銀座シネパトス/新宿ジョイシネマで公開

【テレビ番組(J)】


【映画】僕と未来とブエノスアイレス(EL ABRAZO PARTIDO)
失くした愛、見つけた。おせっかいで温かい、ここは人情商店街(ガレリア)。

■第54回ベルリン国際映画祭 銀熊賞ダブル受賞 ★審査員特別大賞 ★最優秀男優賞
■第77回アカデミー外国語映画賞<アルゼンチン>代表作品

ジャンル:ドラマ
監督・脚本・製作:ダニエル・ブルマン
出演:ダニエル・エンドレール/アドリアーナ・アイゼンベルグ/ホルヘ・デリーア/セルヒオ・ボリス/ディエゴ・コロル /アティリオ・ポソボン/シルビーナ・ボスコ
配給:ハピネット・ピクチャーズ/アニープラネット

2003年/アルゼンチン・フランス・イタリア・スペイン/1時間40分

公式サイト
http://www.annieplanet.co.jp/buenos/index.html

ストーリー:
ブエノスアイレスのガレリア(アーケード商店街)。そこに生きるのはイタリア、韓国、リトアニア、ポーランド…ルーツはそれぞれだが “インターナショナルなアルゼンチン庶民”。だが今、青年アリエルは、祖父母の母国ポーランドのパスポートをとってヨーロッパに移住しようと考えている。アリエルは父親の顔を覚えていない。父親は、彼が生まれてすぐ、母と二人の息子を置き去りにして、外国へ戦争に行ったきり戻らないからだ。はたしてアリエルは、望み通り、ポーランド人になって新しい未来を手に入れることができるのだろうか?


僕と未来とブエノスアイレス
出演:ダニエル・エンドレール/アドリアーナ・アイゼンベルグ/ホルヘ・デリーア/セルヒオ・ボリス/ディエゴ・コロル
監督・脚本・製作:ダニエル・ブルマン

銀座テアトルシネマ
テアトル梅田(1月28日より)
神戸アートビレッジセンター(2月18日より)

【映画(J)】


【映画】イベリア 魂のフラメンコ
スペイン

監督:カルロス・サウラ 出演:イサーク・アルベニス/サラ・バラス
内容:スペインの作曲家イサーク・アルベニスの組曲「イベリア」からイメージを得て、カメラは演技者の一人となり、リハーサルを行い、音楽に合わせて踊る。カルロス・サウラ監督のダンス・パフォーマンス・ドキュメンタリー総集編。(2006年正月第二弾〜Bunkamura ル・シネマ)

【映画(J)】


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